偶像と錯覚。

先月、ファンを名乗る男から20ケ所以上も刺されて意識不明になっていたアイドル女子大生の意識が2週間ぶりに回復したそう。しかも内臓に損傷がなかったとか。この2週間のご家族の心労はいかばかりだったか。本当によかった。

ただ、事件が万事解決したわけじゃない。男は逮捕されたものの、反省のそぶりは見せないようだし、今回の件は氷山の一角に過ぎないんじゃないか。芸能活動が多彩化の一途をたどると同時に、SNSは急速に普及して法の整備も追いつかない。個人のモラルも機械に追いついていないのが現状。だからバカッターやら、個人情報をダダ漏れさせる輩があとを絶たない。

本来芸能人やアイドルって手の届かない存在だからアイドル(偶像)だったはず。それが「会いに行けるアイドル」っていう道が開けた今、SNSまでも駆使してある意味彼女たちは身を切り売りしながらの活動になってる気がする。まぁそうでもしなきゃよっぽどのルックスなり歌唱力なり、魅力がなければ“アイドル戦国時代”の現代は生き抜けないんだろう。

SNSは1対不特定多数という現実をつい忘れがち。個人的にやりとりをしている錯覚におちいるんだろうな。今後活動を続けるのかは不明だけれど、女子大生が心身ともに順調に回復されること、そして男の脅威にさらされずに穏やかに過ごす日々がくることを願います。